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ベルクマンの法則からわかること大きい人は暑がり?

19世紀のベルクマンの法則

「恒温動物においては、同じ種なら寒冷な地域に生息するものほど体重が重く、近縁な種でも大型の種ほど寒冷な地域に生息する」という法則。

19世紀にドイツの生物学者クリスティアン・ベルクマンが提唱しました。

たとえばクマでいうと、熱帯に分布するマレーグマは体長140cmと小型で、日本からアジアの暖温帯に分布するツキノワグマは130〜200cm、温帯から寒帯に分布するヒグマは150〜300cm、北極近辺に生息するホッキョクグマは200〜300cmに達します。

このように寒冷な地域になればなるほど生物の身体は大きくなる傾向にあるのです。

なぜ寒い地域ほど生物の体が大きくなるのか?

鍵となるのが「体重」と「体表面積」の関係

ベルクマンの法則は、「体重」と「体表面積」の関係で説明できます。

恒温動物は体温を一定に保つために、体内で熱を生産し、体表からは熱を放出します。熱生産量は体重に比例し、放熱量は体表面積に比例すると考えられます。

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もし体長が1.2倍になったら、体重は1.728倍(1.2×1.2×1.2)になりますが、体表面積は1.44倍(1.2×1.2)にしかなりません。

体が大きくなるにつれて体重あたりの体表面積が小さくなり、熱の放出を押さえられるのです。

要するに、体が大きいと体を冷やしきれないから熱い地域で活動することができないんですよ。逆に体が小さいと熱をすぐに失うので寒冷地には向かないわけです。
体が大きい生物は寒さには強いが、逆に暑さには弱い。

体が小さい生物は暑さに強いが、寒さに弱いということになります。

人間でも同じ?

人間も恒温動物なので、北欧など寒冷地の人ほど背が高い傾向にあります。

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男性

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女性

Source: Telegraph “Mapped: The world’s tallest (and shortest) countries“(2017年8月時点の記事)

赤道に近い国は身長が低くなっていますね。反対に北欧などの寒い地域は身長が高いことがわかります。

人間も例外ではないということですね。

大きい人ほど暑がり小さい人ほど寒がり

これは外国人(特に白人)を見るとよくわかるかもしれません。

海外の人って寒い冬でも半袖で観光している姿を度々目にすることがありませんか?

アレはまさしく、ベルグマンの法則の通り、熱の保温性が高いからなんです。

また、筋肉量が日本人に比べて多いので単純に作り出す熱の量も多いということもあるのでしょう。

とにかく、暑くてしょうがないんでしょうね。夏とかどうするんだって感じではありますがw

このように、ベルグマンの法則からなぜ外国人(寒い地域出身)が暑がりで冬でも半袖なのかという不思議がベルグマンの法則を知ることで説明ができるようになるのです。

この法則が全て当てはまるわけではありませんが、おおよそ当てはまると考えてもらっていいと思います。

いやー生物って不思議ですよね。

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