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宗教団体作りたい!と思ったけど要件がかなり厳しい

ざっくりまとめ

  1. 儀式、布教活動の実績がなければならない(3年間の実績)
  2. 信者名簿(少数ではいけない)
  3. 所有する土地があること(礼拝施設)

 

必要な書類

「宗教法人法」は、全ての宗教法人が次の書類や帳簿を作成し、備え付けることを義務づけています。
寺院規則及び認証書
役員名簿
財産目録
収支計算書
収益事業を行っている宗教法人、年収8,000万円を超える宗教法人、収支計算書を作成している宗教法人のみ)
貸借対照表
(作成している場合のみ)
境内建物に関する書類
(財産目録に記載されていない境内建物がある場合のみ)
責任役員会等の議事録
事務処理簿
宗教活動以外の事業に関する書類
(公益事業や収益事業を行っている場合のみ)
上記1.の書類・帳簿について、次の3つの条件が全て満たされている場合は、閲覧を認めなければなりません。
閲覧希望者が信者、その他の利害関係人。
閲覧することに正当な利益を持っている。
閲覧請求が不当な目的でない。
毎年、会計年度が終了して4ヵ月以内に、次の書類・帳簿の写しを都道府県庁等へ提出しなければなりません。
役員名簿
財産目録
収支計算書
(収益事業を行っている宗教法人、年収8,000万円を超える宗教法人、収支計算書を作成している宗教法人のみ)
貸借対照表
(作成している場合のみ)
境内建物に関する書類
(財産目録に記載されていない境内建物がある場合のみ)
宗教活動以外の事業に関する書類
(公益事業や収益事業を行っている場合のみ)
以下の宗教法人は、収支計算書の写しを所轄の税務署へも、提出しなければなりません。(「租税特別措置法」)
収益事業を行っている宗教法人
年収8,000万円を超える宗教法人
 

次のような場合は、宗教法人の代表役員が10万円以下の過料に処せられます。1に掲げた書類・帳簿を作成しなかったり、備え付けなかった場合
1に掲げた書類・帳簿に不実の記載をした場合
3に掲げた書類・帳簿の写しの提出を怠った場合

宗教法人に必要な備え付け・提出書類について|全日本仏教会

そもそもなぜ宗教団体を作りたいのか?

理由は2つ。

1つ、単純に宗教に興味があるから。

2つ、日本において、宗教法人は非常に優遇されているから。

です。

宗教法人は税制上、本当に優遇されています。

私の周りに宗教でぼろ儲けしている人がいましたのでその旨味はよくわかります。

そのため、脱税目的でよく設立されたりしますし、結構申請のハードルは高くなっています。

それでも、それだけの労力を払う価値が宗教法人にはあるのです。

何となく、作りたいなと思いましたが、ここまでハードルが高いと心が折れそうですね。

 

(規則の認証の申請)
十三条 前条第一項の規定による認証を受けようとする者は、認証申請書及び規則二通に左に掲げる書類を添えて、これを所轄庁に提出し、その認証を申請しなければならない。
一 当該団体が宗教団体であることを証する書類
二 前条第三項の規定による公告をしたことを証する書類
三 認証の申請人が当該団体を代表する権限を有することを証する書類
四 代表役員及び定数の過半数に当る責任役員に就任を予定されている者の受諾書

 

 

責任役員会とは 宗教法人には少なくとも3名以上の責任役員を置くということが宗教法人法で定められています。

 

宗教法人規則というのは認証主義です。

宗教団体が規則を定めればその通りに役所が認める考え方が認証制度で、法律に反しさえしなければ即法人化すべき話ではあります。

本来は株式会社の準則主義に近いと言えます。

しかし、オウム真理教の事件や租税回避などを目的とした宗教法人の悪用が社会問題化しているため。設立に高いハードルを設け、安易に宗教法人を作れないようにしています。

このような経緯で設立には以下のような審査基準(規則等の認証に関する審査基準)が設けられています。

総合的な判断が求められる

規則等の認証に関する審査基準(抜粋)

宗教法人法(以下「法」という。)に基づく規則、規則の変更、合併及び任意解散の認証に関する審査に当たっては、法の規定の外、特に以下の点に留意して行うものとする。

一 設立に係る規則の認証について

(一) 法第二条に規定する宗教団体としての要件を具備するか否かの審査に当たっては、その個々の要件が、宗教団体の特性によって多種多様であり、また、相互に関連することもあることから個々には弁別し難い場合があるので、総合的に判断を行う。

 

宗教団体の特性というのは宗旨の違いもありますし、目的、活動場所、活動形態など様々ですのでそこは都道府県知事によって総合的な判断が行われるということになります。

綜合的な判断が求められる背景から、前例のない新宗教よりも従来からある宗教の方が認証されやすいというのは実際あるかもしれません。

過去3年間の実績

3年を要するという一番の根拠は、過去3年間の活動実績を行政が確認しなければならないということから来ています。

(二) 法第二条の宗教団体とは、同条に規定する要件を形式的に具備するのみならず、現に団体としての実体を有し、社会通念上他の個人又は団体とは区別された独自の活動を行っている団体をいう。

したがって、認証申請に係る団体(以下「当該団体」という。)が宗教団体であるかどうかについては、次の点に留意の上、(一)を踏まえて判断する。

 

① 当該団体が法第二条に規定する主目的のための宗教活動を行っているかどうかについて、法第一三条第一号に規定する当該団体が宗教団体であることを証する書類(以下「宗教団体であることを証する書類」という。)として、過去三年間程度の実績の一覧の添付を求め、これを客観的に証明する写真等により確認すること。

 

② 信者及びいわゆる宗教教師の存否について、宗教団体であることを証する書類として、その一覧の添付を求め、適切な方法により確認すること。なお、信者の数については、宗教団体としての実体の確認の観点から審査すること。

 

③ 宗教団体としての実体について、次の事務運営、経理及び財産の状況について調査し、確認すること。

ア 宗教団体であることを証する書類として、当該団体の組織、意思決定方法、財産の管理等に関する規約の添付を求め、過去三年間程度これに従った運営がなされているかどうかを調査すること。

イ 宗教団体であることを証する書類として、過去三年間程度の収支予算書及び収支計算書の添付を求め、その真実性とともに、予算の執行が他と区別される独立した経済主体として行われているかどうかを調査すること。

ウ 宗教団体であることを証する書類として、財産目録の添付を求め、礼拝の施設に係る不動産などの財産が、他と分離独立した当該団体自身のものであるかどうかを調査すること。なお、団体の永続性についても検討すること。

 

④ 法第二条第一号の団体については、現地において礼拝の施設を確認すること。なお、礼拝の施設については、当該団体の特性及び慣習を考慮の上、公開性の確保についても検討すること。

 

⑤ 法第二条第二号の団体の実体については、被包括宗教団体との関係に関する実績をも調査することにより確認すること。
過去3年の実績や書類が必要になるのはまとめると以下の3点です。

1.宗教活動をしている写真
2.宗教団体規則通りに運営していることを証明する書類
3.収支予算書・収支計算書
これらの活動実績を証明するには短期間では不可能です。

 

綜合的に判断がなされるということは、多方面に亘る資料を基に団体としての実質を備えているか見られるということです。

捏造や偽装はほぼ不可能でしょう。

 

公益事業以外を行う場合も同様に厳しい検査

(三) 当該団体が法第六条に規定する公益事業その他の事業を行うこととしている場合、次の点を審査する。

① 公益事業その他の事業の規模が過大である等により、法第二条に規定する宗教団体の主たる目的を欠くこととなっていないかどうかを確認すること。

② 公益事業以外の事業については、法第二条に規定する宗教団体の主たる目的を達成するための業務と矛盾し、又はこれに支障を生じさせるものは、宗教法人の行うことのできないその目的に反する事業に当たると解されるので、この観点から検討すること。
公益事業の規模が過大になっていれば本来の布教活動を行う目的が欠くようなこともあります。

 

公益事業以外の事業に関しても、本来の宗教法人としての目的と外れていないか検査されます。

疑いがあれば調査が入る

申請時に提出した実績を証明する書類に疑いを持たれるような場合は、解明のための調査が行われます。

脱税に使われやすい宗教法人は国税の格好のターゲットと言えるでしょう。

 

(四) 法第一三条に基づき提出された書類について、その証明している事実の存否に理由ある疑いを持つ場合には、その疑いを解明するための調査を行う。
この調査内容ですが、追加書面の提出であったり礼拝施設等の現地調査などが考えられます。

もし申請した内容に虚偽の事実が含まれていた場合は過料に処されます。

宗教法人法(抜粋)

第八十九条 宗教法人を設立しようとする者が所轄庁に対し虚偽の記載をした書類を添付して第十二条第一項の規定による認証の申請をしたときは、当該申請に係る団体の代表者は、十万円以下の過料に処する。

 

宗教の作り方

まずは規約、信者、権威が必要です。

これらは確実に宗教に必要なものです。

規約・会則を作る

まず、「規約」や「会則」を作ります。

例えば、

仏教と神道の融合を再び。

神仏融合を理念に置くなど。

 

してはならないこと

  1. 暴力は禁止
  2. 勉学に励むこと
  3. あるもので満足すること
  4. 健康に文化的な生活を送るこも
  5. 人間関係は極力持たない
  6. お金に固執してはならないが、お金は最大限儲けよ
  7. 誰でも仏になれる
  8. 血統も宗教も問わない来るものは拒まず、去る者は追わない
  9. 悪事を働くものは追放する
  10. 社会保険の一部となるよう貯蓄に努める
  11. 倹約、節約すること
  12. お金は人類的価値のあるものや人助けに使うこと

みたいな感じです。

この辺は公序良俗に反しない程度に自由に作ってください。

権威付けする

例えば、

釈迦の生まれ変わり。

由緒あるお寺や神社からの分家など。

とにかく、権威がなければ組織はまとまりません。御神体や御神木などがあるとなおよし。

名簿

出納帳や財産目録、幹部名簿、信者名簿、議事録をつくり、活動を証明するために必要です。

めんどくさがらずに1つ1つ作りましょう。

信者を集める

少なくとも100人以上は欲しい。

少ないとそもそも宗教団体として認められない可能性が高いです。

信者を集められない宗教はそれだけ共感を得難い欠陥宗教であると言うことなので、改善しましょう。

ようこそ!名無し文学部へ
楽しんでいってください。